ポリカーボネート平板の熱膨張も考えてサイズ決定♪

買う前にポリカーボネート板の寸法決め

目隠しフェンスの素材はポリカーボネート、固定にはアルミ製ナットリベットを使用することに決めました。

次はポリカーボネート板のサイズ決めです。

ポリカーボネートは、今あるカムフィX1のフェンスの赤ハッチングのような感じで設置することにします。

一番上の横棒と一番下の横棒の間にパコッとはめ込んで、かつナットリベットで固定するイメージです。

カムフィX1の目隠し板範囲
↑ポリカーボネート板を貼る場所

この範囲をメジャーで測ると、

高さ855×幅1975mmです。

ポリカーボネート板の熱膨張量

単純に考えればこのサイズで買えばよいのですが、実は問題が発生します。

ポリカーボネート板は温度によって伸び縮みします。

暑い真夏の日などにはポリカーボネート板が伸びます。これによってフェンスのはまり込み部分を押し広げ、フェンスが壊れてしまいます。また、ポリカーボネート板自身もたわみます。

ということで、ポリカーボネートの熱膨張分だけ小さめのサイズで購入することにします。

ポリカーボネート板の熱膨張係数は6.5×10^(-5)/℃です。

温度が1℃上がるごとに、板が0.0065%伸びるということです。

今の季節は春なので、ポリカ業者が切断するときと、西園寺が庭に取り付ける時の温度を20℃とします。

そして、夏場の一番暑いときのポリカーボネート板の温度を50℃とします。

この温度差は30℃です。

このとき、ポリカの1000mmあたりの熱膨張量は、1000mm×30℃×0.0065%=約2mmです。

ポリカーボネート板の取り付け部分の横幅は1975mm、高さは855mmなので、このサイズでポリカーボネート板を買うとすると、

熱膨張量はそれぞれ、幅方向に約2mmと高さ方向に約1mm

となります。

実際にはアルミフェンス自身も伸びるのですが、ここでは安全側に無視することにします。

熱膨張
↑熱膨張するとこんなことに・・・

ポリカーボネート板の購入サイズ

熱膨張量は横方向に2mm、高さ方向に1mmとなりましたがもうちょっと余裕をもって、横幅と高さに5mm分の隙間を設けることにします。

と、いうことで、上の寸法から縦と横5mmずつ引いて、購入するポリカの寸法は

850×1970mmと決定しました。

後はポリカーボネート板の厚みですが、

ポリカーボネート板取り扱い業者の販売寸法を調べてみると、1mm、3mm、5mmのサイズがあります。

1mmだと心もとなく、いくら強度が高いとは言っても風でぺこぺこ曲がってしまいそうです。

5mmだと安心ですが、重さが10kg程度になるので、中年の西園寺は取り付け作業中に腰をいわしてしまうかもしれません。

ということで、間を取って3mmにしました。

最終的なポリカーボネート板のサイズは以下に決定です!

横幅:1970mm

高さ:850mm

厚み:3mm

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