フェンスへの取り付けにはナットリベット!

ポリカーボネート板をフェンスにどう取り付ける?

さて、目隠し板としてフェンスに貼り付けるのはポリカーボネート板に決定しました。

次の問題は、ポリカーボネート板をどうやってフェンスに取り付けるか?

です。

取り付けるのはポリカーボネートの平板、取り付ける相手方はアルミのフェンス。

取り付ける方法はいろいろ考えられます。

ポリカーボネート板をフェンスにビス止めする方法、両方にバカ穴を開けてボルトで止める方法、針金で縛る方法などなど・・・。

結束バンドで取り付けたらどうだろう?

まず、西園寺は取り付けに結束バンドを使う方法が一番簡単だと思いつきました。

ポリカーボネート板に結束バンドを通すための穴を開けて、フェンスの支柱に結束すればよいのです。

ポリカーボネート板には穴を開ける必要がありますが、フェンス側には何の加工もいりません。

失敗してもポリカーボネート板を買いなおすだけでOKです。

結束バンドでフェンス締結
↑結束バンド

・・・一抹の不安は強度と耐久性です。

結束バンドは所詮樹脂。

1枚6kgもあるポリカーボネート板をて支えるだけの強度が果たしてあるのでしょうか。

さらに年中屋外にあります。

太陽光に曝されて紫外線でボロボロにならないのでしょうか。

考えれば考えるほど自信がなくなってきます。。。

いや、やっぱりボルト締結が安心!

と、いうことで、西園寺は楽な道を選ぶよりも堅実な道を選びます。

西園寺の小さいころ、農家をしていたおじいちゃんからも教わりました。

「楽な道よりも、自分にとって苦しい方の道を選ぶんだよ。それがお前のためなんだから。」と。

そう、西園寺は簡単だからといって、不安の残る結束バンドは選びません!

フェンスに穴を開けてボルトで締結する道を選ぶことにしました。

ただし、フェンスに貫通穴を開けて固定するのでは、

外側からナットかボルトの頭が見えるので美しくありません。

貫通穴を開けるので、強度も心配です。

見た目がもう少しましな方法として、ビスを用いる案もありますが、

フェンス側はアルミの中空構造です。アルミの厚みを測ってみると丁度1mmしかありません。

ビスで固定しようとしても、簡単にネジ切れてしまうでしょう。

無理です。

ここで、西園寺は行き詰りました。。

工務店の友人に相談して解決!

というところで悩むこと約1カ月。。。

餅は餅屋ということで、工務店をしている友人に相談してみました。

工務店の友人「それならナットリベットを使えばいいじゃん。」

さすがはプロです。

素人の悩みを1秒で解決してしまったのでした。

ナットリベット
↑ナットリベット

ナットリベットの仕組み

ナットリベットとは、簡単に言えばめねじが切られた筒です。そして一方の端にフランジがついています。

ブラインドナット、エビローレットナット、などとも呼ばれます。

上の写真では外側しか見えませんが、中にはめねじが切られています。

これを板に開けた穴に差し込み、力づくで潰して固定することで、薄板にボルト止めすることができるのです。

ナットリベットの仕組みと作業手順はこんな感じです↓

ナットリベットの仕組み
↑ナットリベットの仕組み(取り付け手順)
  • @ナットリベットを「ナッター」と呼ばれる工具の先に装着し、板に開けた穴に差し込みます。
  • Aナッターのハンドルを握りしめることで、ナッターの軸が引っ込み、ナットリベットがかしめられます。
  • Bナッターを取り外し、締結したい板を挟んでボルトをねじ込みます。

ナットリベットの材料

ナットリベットの材料としては、主に以下の3種類があります。

  • ステンレス
  • アルミ

鉄にすると年中雨ざらしなので絶対錆びます。

ボツです。

ステンレスは耐食性には問題ないですが、強度が高いのでかしめるときに力がいります。

異材のアルミと接触させると異材腐食の心配もあります。

これもボツです。

ということで、西園寺はナットリベットの材料にはアルミを選びました。

ポリカーボネート板をアルミフェンスに取り付ける方法としては、アルミのナットリベットに決定です♪

これで、とうとうあとは作業に移るだけです。

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